立川駅に行ってきました。
立川基地の引込線について、ある方からメールをいただきました。
立川基地への引込線については、下記のようなホームページを公開しています。
立川基地引込線廃線跡を歩いて
立川基地への引込線については、2系統あり、一つは中神駅から、もう一つは立川駅から引かれていました。
メールをいただいた方のメールの内容からすると、立川駅からの引込線のようでした。
そこで、一度行ってみたかったこともあり、今回行ってみることにしました。
この引込線については、H.Kumaさんも記事にされています。
立川(1):獣医資材廠線
立川(2):立川飛行機線
参考文献
多摩 幻の鉄道 廃線跡を行く 山田俊明 著 のんぶる舎 1999
立川基地引込線 (2010.9)
立川駅を望む
立川駅の北口を出て、国立側に歩いて行きます。
国立駅方を望む
高架工事中である。上り線はまだ下を走っている。 工事が終わると線路沿いに歩いて行きやすくなると思う。(現在は、線路脇の道路が、仮線路として使用されているためか国立方面へは、回り道を経由する)
緑色のガスタンク
左手に緑色のタンクが見えます。
踏切付近の野菜市場跡
市場跡はまだ残っている。引込線は、この脇を通っていたらしい。
国立踏切付近 立川方を望む
立川から分岐してカーブしてくる線路跡である。
踏切付近 反対側(立川基地方)を望む
道路を渡る踏切があった地点。先に公園が見える。
北第一公園
築堤があった地点は北第一公園になっている。線路等は残っていない。
(途中に資材置き場があり枕木、レール等があったが、高架工事のためのものだろう)
レールを使用したアーチ
線路跡は遊歩道になっている。歩いて行くとレールを使用したアーチがある。
ここが廃線跡であることを伝えようとしているようである。
このレールは古いレールとのことである。先に藤棚があり、これも古いレールが使用されているとのことである。
獣医資材廠線との分岐点でもある。
獣医資材廠線
獣医資材廠線の線路跡と思われるが住宅が建っており、よくわからない。
線路跡は北側に伸びていき、旧陸軍獣医資材廠に入っていたとのことである。
立川飛行機線
アーチをくぐり立川飛行機線の線路跡を歩いて行くと戸倉通りと交差する。
この先は国分寺市 西町緑地という名前である。
栄緑地
廃線跡を利用した遊歩道は立川市に入ると栄緑地と名前を変える。
栄緑地案内図
南砂小付近
歴史と文化の散歩道 案内図
芋窪街道との交差部 廃線跡入口
栄緑地を歩いて行くと芋窪街道と交差する。 廃線跡の入口がある。
光隆寺
芋窪街道を渡った先は光隆寺という寺があり、線路跡はその中へ消えている。
さらにその先は立飛企業の敷地内となる。
ここまで来ると、多摩モノレールの泉体育館駅・立飛駅に近いです。
廃線跡として残された産業遺産等は見つけることはできませんが、遊歩道になっており歩きやすいです。
藤棚やベンチもあり、立川から散歩・ウォーキングにはお薦めです。
遊歩道では猫も多く、よくベンチで昼寝をしていました。