羽村駅に行ってきました。
羽村駅は島式ホームの橋上駅舎を持つ駅です。
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羽村の堰
2014.4 羽村 (東京都 羽村市)
東口
西口
ホーム 小作側端から立川方を望む。
ホーム 福生側端から青梅方を望む。
青梅方に向かって斜めに多摩川に向かう道路
しばらく歩いてみた。
新奥多摩街道を渡る地点
その先は、多摩川に至る。
地図
羽村駅 駅名標
やまいも様より、「大正時代の羽村駅には、東京府直営砂利事業に関連して馬力による軌道やこれを廃しガソリンカーによる砂利線が乗り入れていたようです。」
とのコメントをいただきました。
「多摩川と砂利採取」 三村 章氏 多摩のあゆみ によると、(以下引用)
「「多摩川誌」によれば、この時期(成熟・停滞期 関東大震災〜太平洋戦争)、砂利発送していた駅は次の通りである。
<略>
〇青梅線=中神、拝島、福生、羽村、小作、青梅、宮ノ平、日向和田、二俣尾
<以下略>」(引用終わり)
とあり、羽村駅に砂利が集積され、発送されていたことがわかります。しかし、羽村駅から敷設されて砂利線についての記述はありませんでした。
福生の「もう一つの砂利線」のようなトロッコ軌道だったのかもしれません。
そこで、トロッコ軌道が敷設されたかもしれない道を調べてみました。
「お寺坂」という坂道があり、多摩川の砂利を馬で運んだということです。坂の途中には、馬の水飲み場跡があるそうです。
また「牛坂通り」という道がありました。江戸時代から牛車で多摩川から砂利を運んでいたとのことです。
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羽村2