平成元年~2年頃、青梅~五日市方面にドライブに行ったときに、車の中から、単線で片側の屋根や駅舎のないホームだけのような駅を見た記憶があります。
廃駅となって、もう使われていない駅かなぁ とはじめは思ったのですが、ホームには、人が1、2人立っていて電車を待っていたようでした。
廃線となった故郷の駅
能勢電鉄「川西能勢口-川西国鉄前」間の廃線跡)と似ているからかもしれませんが、強く印象に残りました。その後、ふと、その駅にもう一度行ってみたい思い、五日市線方面に探しに行きました。最初は、簡単に見つかると思いましたが、見つかりませんでした。
その時以来、この駅を探し続けています。
この駅は、
・ホームが車道に近く、ローカルな雰囲気の駅とは対照的にその車道の通行量は多かった。
・踏み切りが近くにあった。
・ホームの端は階段状になっていた。
・駅名は、車の中から見え、”武蔵○○”だった。
ただ、なにぶん15年以上も前の遠い記憶なので、これらの条件がどれほど正確であるかは、わかりません。別の駅の記憶が一緒になっている可能性もあります。
五日市方面に、この駅を探しに行った時、一番条件に合いそうなのは武蔵引田駅でしたが、改良工事がされているためか、イメージが違う気がしました。
また、五日市鉄道(現在のJR五日市線)には、岩井支線があり、武蔵岩井、大久野という駅があったそうで、行ったこともあるのですが、調べてみると、平成元年当時はもう、廃線になっており、大久野駅のホームは、既に無かったようでした。(訪問記は下記ページです。)
五日市鉄道廃線跡「武蔵五日市-武蔵岩井」間を歩いて
五日市線、青梅線、八高線、西武線の駅の可能性が高いと思っています。
今から考えると、一瞬、タイムスリップして、廃線となった五日市鉄道(現在のJR青梅線と平行して拝島-立川間を走っていた)の南拝島駅のホーム(昔の写真集でよく掲載されています)でも見たのだろうかと思うような不思議な気もするのです。(こちらの訪問記は下記ページです。)
五日市鉄道廃線跡「拝島-立川」間を歩いて
五日市線、青梅線の駅の平成元年当時の写真、等を持っているという方や、多分この駅ではないかという情報を持っている方がいらっしゃれば、ご連絡をお待ちしています。
このページでは、 東京近郊でもローカルな雰囲気が残っている駅とそれに関連する廃線情報を提供していきます。 記憶の片隅にあるものを追い求めていくページです。
武蔵引田駅(2004.7.18)