武蔵多摩川駅は、五日市鉄道(JR五日市線の前身)の熊川駅からでていた砂利線の貨物駅で大正15年から昭和19年の間に存在していたようです。
以前に、武蔵多摩川駅やこの砂利線のことを、文献等で調べてみましたが、よくわかりませんでした。
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武蔵多摩川
熊川から五日市線の鉄橋にさしかかる手前から右側に降りてくる線路跡のようなものがあり、その先はサイクリングロードに合流し多摩川中央公園に通じています。そして、この多摩川中央公園も同じように、その昔、砂利採取が行われたのかもしれないということを書きました。
その後、少し調べてみた結果、多摩川中央公園付近でも砂利線が引かれており砂利採取が行われていたらしいことがわかりました。
2007.10.20 武蔵多摩川 (東京都 福生市)
五日市線の線路(築堤)

築堤の上の線路に通じる歩道がある。
サイクリングロード

多摩川中央公園

牛浜の渡し(石浜渡津碑)

牛浜の渡し(石浜渡津碑) 説明板

説明文は一部字が消えかかっていて読めない。
このように多摩川中央公園内に「牛浜の渡し」の跡がある。
そこで、牛浜の渡し跡について調べていると下記のようなページを発見した。
牛浜の渡し(石浜渡津碑) 多摩川リバーミュージアム 多摩川歴史さんぽ
このページには、大正末の牛浜の渡しの写真(出典:新多摩川誌)が掲載されており、レールが写っています。そして、「左側のレールは砂利線」との説明が記載されています。
今の多摩川中央公園付近に砂利線があったことは間違いないようです。しかし、武蔵多摩川駅は今の多摩川中央公園の中にあったのか、今の五日市線の線路上(熊川-東秋留)間にあったのかは不明です。熊川駅からの距離から判断すると多摩川中央公園内にあったように思います。
多摩川中央公園(河岸に近い方)

この前の台風の被害により一部工事をしている。
下流の福生南公園は台風の被害により閉鎖されている。
福生南公園 (2007.8.16 撮影) 台風の前

少し下流の福生南公園では、その昔、砂利採取が行われており、拝島-拝島多摩川間に砂利線が走っていた。(詳細は
Rail&Bikes 拝島の砂利線(H.kumaさんのページ)に紹介されています。)
そして、福生南公園は、以前に調べていた
西尾砂利線の砂利採取地にもなっていたのかもしれません。
福生南公園 (2007.9.22 撮影) 台風の後

立ち入り禁止になっています。(危険な箇所が多いようです)